バイク購入の必要書類・諸経費Q&A

 バイク購入Q&Aでは、新車・中古車のバイクを購入する際に必要なもの、登録手続きの必要書類、諸経費・諸費用についてQ&A方式で初心者向きに解説しております。

◆手の防寒グッズ・グリップヒーターの効果とは?

★グリップヒーターの設置

 冬場のバイクの運転で最もしっかりと対策をしておきたいのはやはり手の保温です。

 前項で解説したように、手の保温をしっかり考慮していくとやはりハンドルカバーや手袋の着用は最初から検討しておくと良いでしょう。

 価格も1000円台で探せば幾らでも見つかります。

 バイクはブレーキ操作とアクセル操作をグリップ部分で全て行うので、手の保温は欠かせない対策ポイントです。

 ここでは、手の保温のもうひとつの対策方法としてグリップヒーターの設置について見ていきましょう。

◆グリップそのものを暖めるグリップヒーター

 グリップヒーターとは、バイクのグリップ部分のカバーをヒーター機能が備わっている部品に付け替えることでグリップそのものを直接暖め、冬場のグリップ操作を快適にしてくれるアイテムです。

 既にグリップヒーターを装着した経験がある方は、おそらく一度装着すると二度と手放せなくなるくらいグリップヒーターの効果はなかなかのものです。

 しかし、装着の際に電気系の配線のセッティングと古いグリップの取り外しなどの作業が必要となる為、ハンドルカバーと比較すると、初期設定がやや難解と感じるかもしれません。

 尚、グリップヒーターの価格帯は2000円程度〜数万円程度とその価格帯の幅は非常に広くなっております。

 価格の目安としては純正対応品の場合は最低でも5000円以上で「10000円〜12000円程度」が一般的な相場ラインです。

 一度装着すると、2〜3年は問題なく使用できるので、特にバイクの使用頻度が高い方は資金的に余裕がある時にグリップヒーターの購入を検討してみても良いでしょう。

◆グリップヒーターは本当に暖かい?

★最も重要な手の防寒グッズ

 バイクにグリップヒーターの装着を検討している場合は、グリップヒーターが本当に暖かいのかどうかが気になるところです。

 この疑問に対しては経験上で言えば、結構暖かいということは断言できます。

 この結構暖かいというのは、熱過ぎないけどしっかりとぽかぽかしているような感覚としてイメージすると少しわかりやすいかもしれません。

 真冬に一度でも使用してしまうと、グリップヒーターは外せない防寒グッズと感じる方も多いでしょう。

◆グリップヒーターはエンジン始動後の数分間は暖かくない

 グリップヒーターは確かに防寒効果のあるグッズではありますが、冬場にバイクを運転する場合、グリップヒーターを装着していてもエンジン始動後から数分間に関してはグリップはキンキンに冷えたままです。

 これはエンジンをかけて数分間の間にバイクの電源から熱源を受けてグリップを電気で温める構造となっているためです。

 ですから、家を出てすぐにハンドルがぽかぽかという訳ではありません。

 風の強い日や冬場になると手袋を装着して運転する方も多いでしょう。

 グリッピヒーターを装着しているバイクで急な外出が必要となった場合は、最初はグローブとハンドルカバーで寒さをしのぎ運転中に徐々にグリップが温まってくるようなケースも多くあります。

 外出時間がわかっている場合は、1〜2分のアイドリングをしてから運転をすると少しずつ温まる感覚を味わうこともできます。

 但し、時代はアイドリングストップの重要性が問われている時代でもある為、エンジン始動後温まるまでのしばらくの時間はグリップが冷たいと把握しておきましょう。

◆グリップヒーターの選び方のポイント

★2点セットで乗り越えられるもの

 手の防寒対策は、ブレーキ操作を行う部分でもあり安全面を考慮しても最も重視したい部分です。

 バイクに長年乗っていると指先の血行が悪くなるにつれてハンドル操作も少しずつ鈍くなってくることがわかります。

 原動機付き自転車、いわゆるスクーターであってもハンドルカバーはつけておきたいものです。

 尚、グリップヒーターはハンドルカバーと操作性に支障をきたさないサイズのグローブの着用の2点セットで冬場をのりきることができるようであれば、あえて購入する必要はないでしょう。

 冬場にバイクで長時間運転することも少ないでしょうし、ハンドルカバーがなくても気持ちで乗り切ることができます。

 手の防寒対策は2点セットでも十分問題なくクリアできるものです。

◆自分のバイクの型に適合した製品を選択しよう

 ハンドルカバーとグローブや手袋などの防寒対策だけでは、やはり冬場がつらい場合は、グリップヒーターの検討をすると良いでしょう。

 特に末端冷え性など指先の感覚がすぐに途切れがちになってしまう方(自分もです^^)の場合は、ハンドルカバーと薄手のグローブ、そしてグリップヒーターの豪華3点セットで対策を行えば冬場のバイクの運転に関わる問題の多くは解決されるはずです。

 尚、もしグリップヒーターを検討する場合は、行きつけのショップなどで工賃込みで販売してもらえないか頼んでみるのもひとつの方法です。

 ネット販売は確かに価格が安価ですが、この場合は自分で取り付け作業をしなくてはいけません。

 通い続けているショップがあれば、取り付けまでお願いしてしまったほうが電気系統の接続作業などもあるので安心できます。

 但し、DIYに慣れている方の場合は、取り外しから取り付け作業まで、それほど難しい手順はありませんので、自分のバイクの型に沿う製品をしっかりと確認してある程度しっかりしたグリップヒーターを選択するようにしましょう。

【グリップヒーターの選び方のまとめ】
★ハンドルカバーとグローブの2点セットで冬場は乗り切れる
★冷え性の場合は安全面も考慮しグリップヒーターを装着
★自分のバイクの型にあう製品であるかどうかをしっかり確認

◆グリップヒーターを自分で取り付ける場合の手順

★自分で取り付けをしてみよう

 グリップヒーターの交換を自分で全てやってしまおうと考えている場合は、DIY専用の工具を準備しておくことが大切です。

 と言っても実際に使用する工具と言えば、プラスマイナスドライバーと、サンドペーパー。

 そして「接着剤」があればとりあえずは作業を行うことができます。

 バッテリーの位置にもよりますがもし配線が余るようであれば、ペンチなどの鉄線を切断できる工具があると便利でしょう。

◆接着剤をしっかり取り除き十分に時間を空けてから作業開始

 最も手間のかかる作業はグリップの取り外し作業です。グリップはしっかりと接着剤で固定されており、簡単に取り外すことは出来ません。

 逆に言えばグリップが簡単に取り外せてしまうと操作部分であるだけに不安です。

 大半のバイクはグリップの固定をハンドルの先端部分のネジで固定しているはずです。

接着剤をしっかり取る

 まずはドライバーで固定されているグリップを緩めゆっくりとハンドルの先端方向へテンションを加えながらずらしていきます。

 隙間に金具などを入れて強引にはがすこともできますが、芯部分に傷が付かないように注意しましょう。

 グリップのはがれた芯の部分には接着剤の残りがべっとりとついているはずなので丁寧に取り除き、数時間放置して綺麗に芯面を仕上げれば準備完了です。

【グリップヒーター取り付け手順のまとめ】
@金具を緩めてグリップをはずす
A芯部分の接着剤を綺麗に取り除く
B完全に取り除いたら目の細かいサンドペーパーで軽く磨き接着剤を添付
Cグリップヒーターをはめ込んで養生する

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